今回は、あの「夢をかなえるゾウ」で有名な水野敬也氏のもう一つの顔、水野愛也氏が考案した男性向け恋愛理論「LOVE理論」を読んだので感想とちょっとした紹介をしていきます。
こんな人におすすめ ・モテたいと思っている人 ・水野愛也の生徒 ・自分の外見や内面にコンプレックスがあり恋愛に臆病な人
目次
水野愛也
作家の水野敬也のもう一つの顔でスパルタ恋愛体育教師としての一面です。水野氏も昔は男子校出身で一重まぶたでモテない人生を送ってきていましたが、200冊以上の恋愛マニュアルを読破しホストのようなバイトをして数々の実践を経て確立した理論がこの本には書いてあります。読者をトム・クルーズよりモテる男に育てることが本書の目的です。
恋愛五大陸理論
恋愛五大陸理論は本書の恋愛理論の中でも基礎中の基礎になります。その一部を紹介していきす。
執着の分散理論
ほとんどの男性がフラれる理由は、「余裕がない」ことが原因です。好きな女性を前にした時に緊張して余裕がなくなります。女性はそんなあなたを見て気持ち悪いと思うのです。好きになればなるほどテンパってしまいどうしようもなくなり玉砕覚悟で告白してフラれてしまいます。
そんな現象を防ぐのが「執着の分散理論」です。簡単に説明すると「5人以上の女性を同時に口説くことで誰が好きだか分からなくなり、ほとんどテンパらなくなる」ということです。口説く人数が少ないとテンパってしまうので口説く人数を増やすといった内容です。5人は愛也先生の経験上の数値になります。
うわっつらKINDNESS理論
女性の好きな「優しい」というのは「表面上の優しさ」で、男が言う「内面の優しさ」なんぞ見てはいないそうです。「うわっつらKINDNESS」とは、愛也先生が「女性の指す優しさ」を、通常使われる抽象語の「優しさ」と明確に区別するための呼び方です。本書では55個の行動が書いてありますが、少しだけピックアップしてご紹介します。
個人的うわっつらKINDNESS10選 ・レストランで椅子を引く ・映画のチケットや電車の切符を一人で買いに行く ・女性がトイレに行っている間に会計を済ませる ・「寒くない?」と何度も聞く ・「大丈夫?」と何度も聞く ・「お腹すいてない?」と何度も聞く ・「綺麗だね」と連発する ・ホメる(特に第三者の前で) ・コートを脱ぐとき、着るときにさりげなく後ろに回って手伝う ・デザートをすすめる
※女性を喜ばせる行動ですが、男性に見られると「サブい」と思われるのでこっそり実行しましょう。
大変じゃない?理論
女性を開放的な気分にさせてあげる方法についてですが、それはお酒を飲ませることです。愛也先生も「恋愛のほとんどをお酒の力に頼っている」というほどお酒には効果があります。ただし、お酒を飲ませるというのは、ゲームとかで無理やり飲ませることではありません。女性が自ら進んで飲みたくなるようにさせる方法があります。
女性が自ら進んでお酒を飲みたくなるのはいつでしょうか?それは「愚痴を言うとき」です。そして愚痴を言わせるために起爆剤である一言を発します。そのセリフは
「大変じゃない?」です!
「大変じゃない?」と聞くことにより、女性は愚痴をこぼし始めるようです。また、応用として大変じゃない場合でも「意外と大変じゃない?」と発することで一見大変ではないことでも大変な部分を探して愚痴を言い始めるようです。そして愚痴に対して男性が自分の意見を言うのは絶対にNGです。女性が愚痴を言い終わった頃を見計らい「頑張ってるね」と一言添えるだけでいいそうです。
まとめ
今回は、「LOVE理論」の基礎の一部をご紹介しました。他にも実践で使える内容やぶっ飛んだ内容の理論が紹介されています。もし続きが気になるようであれば実際に本書を手に取ってみてほしいです。活字が苦手な人でも漫画になっているのでそちらを読んでみるのもいいかもしれません。
感想
本の内容ですが、水野敬也氏の作品は本書が初めてでしたが、かなり面白く書かれており読むのが止まらなかったほどです。他の作品にも興味が湧きました。
僕自身、恋愛経験が少なくマッチングアプリなどを使っても初めてあった人に対してどうすればいいのかわからなく、ご飯やお茶をするだけで関係が終わっていました。しかし、本書の理論を色々と試してみたいと思っています。愛也先生は数々の実践を経てこの恋愛理論を確立しているため、何もしてこなかった僕が鼻で笑える内容ではなく、少しでも実践して判断していければいいと思ってます。特に「うわっつらKINDNESS理論」や「大変じゃない?理論」はすぐにでも行動できる内容になっているので実践してみます。
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