今回は「学びを結果に変えるアウトプット大全」を読みました。
この本を読んだ理由は、ビジネス書を読み始めてブログでアウトプットしようと思ったときに、うまく情報をまとめてブログにすることが難しくもっと効率よくしたかったからです。
今回も簡単なまとめと個人的に重要だと思うことを書いていきます。
本書では主なアウトプット方法の「話す」、「書く」、「行動する」の内容について詳しく書いていますが、このブログでは「書く」アウトプットをメインに取り扱っていきます。
以下の悩みを持っている人におすすめ ・自己成長がしたい ・アウトプットって具体的に何すればいいのかわからない ・長期的に記憶に残るような勉強方法が知りたい
目次
アウトプットの基本
インプットとアウトプット
・インプット=脳の中に情報を入れる 「読む」、「聞く」 ・アウトプット=脳の中から情報を外に出す 「話す」、「書く」、「行動する」
インプットは脳の中に情報を増やすこと。逆にアウトプットは実際に行動するので現実世界に変化や影響を与えます。自己成長をするにはインプットとアウトプットを繰り返すことが重要になります。
アウトプットの基本法則
アウトプットの効率的な期間
人間の脳は、重要な情報は長期間残して重要でない情報は忘れてしまうようにできています。重要な情報とはインプットした後に何度も使われる情報のことで、使わない情報ほどすぐに忘れてしまいます。では、どうすれば重要な情報として長期間残すのかというと「2週間で3回以上アウトプットする」です。英単語を覚えるのと一緒で何度も繰り返すことで記憶として定着させましょう。
インプットとアウトプットの黄金比
インプットとアウトプットの黄金比は「3対7」が最も効果的です。僕もそうでしたが、何か勉強をするときはインプット(読む)などが中心で、この黄金比とは逆の比率になることが多いのではないでしょうか。なので効果的な勉強をしたいと思う人はこの比率を意識してアウトプットをインプットの2倍にしてみましょう。
「書く」アウトプット
「書く」ことは「話す」ことに比べて圧倒的に記憶に残ります。
タイピングについて
昨今では、スマホやパソコン、タブレットなどにメモを取ったりすることがあると思います。では、「手で書く」ことと同じように「タイピング」もアウトプットとして同じ効果があるのかと疑問があると思います。
結論は、手書きで紙に書いたほうがより記憶に残りやすくアウトプットには適しています。
本に書き込む
本にマーカーや気づいたことを書き込む方が圧倒的に本の内容を理解でき、記憶にも残りやすいです。また、「読む」行為はインプットですが、書き込みをすることでアウトプットに一瞬で変えることができます。
本書では、アンダーラインや書き込みをしてほしいポイントは、あなたの「気づき」の部分に対してしてほしいと紹介されています。「気づき」というのは「ああそうか」「これはすごい情報だ」「これは初めて知った」と思った内容です。
そして、1冊の本に対して本当に重要だと思った3ヵ所に対してラインを引きましょう。本を読んでいると全部大切だと思うことがありますが、どこが重要かわかりづらくなります。1冊の本で3ヵ所の気づきが得られれば1500円くらいのビジネス書の情報としては元が取れたといえます。
感想
アウトプットのやり方について、紹介されているので何か自己成長してみたいと思っている人が最初に手に取るにはおすすめな一冊でした。個人的に読書感想のブログを書いているので紹介したのが「書く」内容でしたが、効率的にアウトプットするやり方など詳しく知りたい場合はぜひ本書を手に取てみてください。僕はビジネス書などは全部が重要だと思って読んでしまいましたが、重要な情報は3つに絞ってそれで元を取ったと思うようにして情報の取捨選択をしていきます。
まとめ
・インプットとアウトプットの比率は「3対7」 ・長期間記憶に残るアウトプットの頻度は2週間に3回以上 ・本の「気づき」に対してラインを引く、3ヵ所ぐらいがちょうどいい
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