【感想】あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる

書評

今回は、あの有名なホリエモンこと堀江貴文さんの著書「あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる」を読んだので感想と、印象に残ったところをピックアップしたいと思います。

目次

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感想

この本は、最近引っ越しで結構お金を使ってしまったけど高額なものが色々と欲しくなった時に偶然本屋でタイトルを見て気になったので読んでみました。

簡単にまとめるとお金を使って今の人生を楽しめという内容でしたが、ホリエモンの刺激の強い考えに影響されて読んだ後は何でもできるような錯覚を感じました。

あと、ホリエモンの体験がメインになっているので一般サラリーマンには実践するには難しいかなと思える内容や結婚した後の共同生活のこともアドバイスがありましたが今回は割愛します。

童話の「アリとキリギリス」

まず冒頭で童話の「アリとキリギリス」の話から、アリのように冬に備えて貯蓄する考えは、貯金信仰に囚われている。現代社会では、アリのように勤勉に働くことも有用だが、キリギリスのように「今を謳歌する生き方」のほうが有用だと著者は書いています。

そして、そのままお金に例えて貯めた後にどうするか?もしもの時の備えなのかと問います。

しかし、ホリエモンはもしもの時に役立つのはお金ではなく、お金で培える知識や経験だとおっしゃっています。

ただし、貧乏人になれということではありません。

この本には、あり金はすべて使う勢いでやるべきことをすれば、お金に使われるマインドから抜け出せると言っていて、その実践法がPhase1~6まで記載されています。

Phase1 安定志向はごみ箱に捨てろ

リスクに飛び込め

目の前に面白そうなことがあれば、すぐに自分でやってみる。お金を気にせずとことんハマろう。やってみて失敗したことは多いけど得られた経験はもっと多いと言っています。

この行動力は、僕も見習わなければならないと思いました。自分で気になることがあればとりあえずやってみてその経験を生かせるようになれればと思います。僕自身30手前で今まで行動しなかったことに後悔はしていますが、今が一番若い時なのでこれから色々なことに挑戦していきたいと感じました。

Phase2 行動革命

何でもやれ

面白いことがない人は感度が低い、やることを重ねていない。挑みを実践していない。だから情報のアップデートができず、会う人は限られ、つまらない現在を自分で固定している。とにかく何でもやる。必ず何かひとつやふたつは思いがけない成功体験を引き寄せる。やることが楽しくなる。可能かどうか迷ったり、将来性を考えるのは時間の無駄、俺はできると確信して動こう

この文章はすごく自分に突き刺さる文章でした。繰り返しになってしまいますが、なんにでも挑戦していきたいとポジティブに考えるようになった気がします。

Phase3 時間革命

高くても都心に住め

イギリスの研究では満員電車のストレスは戦場の最前線の兵士が抱える精神的負荷とほぼ同じになる。金を出せば解決できるストレスは進んで解決しようと書かれていました。

この内容はyoutubeのホリエモンの動画などでたまに聞くことがある。すごく納得できる内容で、昔は生活が厳しくなるから家賃を少しでも安くしようと思っていましたが、最近では高くても職場の近くに住もうと思うようになりました。引っ越す前に知っておきたかったです。

Phase4 習慣革命

思考の筋トレを怠るな

収監中のホリエモンが情弱状態にならなかった理由は、ブログやメルマガのプリントアウトを読んだり1000冊以上の本を読んでいたからで、読書をすれば思考の筋トレをキープできるといっています。ただし、読書は時間対効果はあまり優れおらず、面白い話を聞いたり、珍しい場所に行って面白い体験を重ねれば脳は活性化され手っ取り早いと紹介されています。

確かに、本を読むことで色々な情報を得ることがここ最近増えてきている。このまま読書は継続していきたい。ホリエモンは紙媒体の本はいらない派らしい。僕もデジタル化を検討しています。

Phase5 信用構築

バランスを外せ

ホリエモンはいろんなところで「肩書を3つもてば100万人に1人の存在になれる」と仰っているらしく、僕は先日この考えを友人から教えてもらった。その100万人に1人になるにはアンバランスな行動と、行動を支える時間とお金の投資が必要だとホリエモンは言っている。バランスの外れた経験は、リスクを避けるのが常識の社会ではお金よりもはるかに大きな価値を持つと。

Phase6 終わりなき拡大

ゴールを設定するな

ホリエモンはゴルフをやるときに目標は決めないらしい。目標を作るとその数字を目標に小さくまとまったゴルフをしてしまうからだ。楽しいと感じたやり方で自分の世界を広げる。あり金は大事だが使わなければただの足かせ、お金は使って面白いことを好きなだけやろうと占められていました。

まとめると、投資するなら遊びなど好きなことハマろうってことだと思います。

最後に

今回はこの本の一部だけ紹介しましたが、他にも「昼は迷わずうな重を食え」や「女を連れ込むなら高級ホテルにしろ」など面白いことが書いてありました。納得できる考えやできない考え入り混じっていて、こんな考えもあるんだなと視野が広がった気がします。全ては真似できないですが、良いと感じた考え方は積極的に取り込んでいきたいと思います。

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