【感想】夢をかなえるゾウ2【貧乏の特徴!?】

書評

こんにちは!takumaroです。

今回は「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」を読んだので感想と要約をしていきます。

この本は、「夢をかなえるゾウ」の続編です。前作は自己啓発的な要素が強かったのですが、今作は小説よりの内容になっています。内容はさすがの水野敬也先生といった笑いあり涙ありのストーリーとなっています。

前作のキーワードは「変化」でしたが、今作は「お金」だと思っています。

こんな人におすすめ

・夢だった仕事をしているが成功していない人
・貧乏に悩んでいる人
・夢をかなえるゾウのファン

目次

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ストーリー

脱サラしてお笑い芸人になったものの売れない芸人をしている34歳の「西野 勤」が「ガネーシャ」や貧乏神の「金無幸子」などに出会い考え方やお金に対して学んでいくストーリーとなっています。前作と違うところは「ガネーシャ」が課題を出してそれを実行していくはなしではなく、「ガネーシャ」や「金無幸子」から教えという形で一人一人の気づきになる本だと思います。

3つの貧乏になる人の特徴

物語の中で貧乏になる人の特徴を大きく3つのタイプに分けています。

僕は、特に「お駄賃貧乏」が完璧に当てはまっています。

ドリーム貧乏

この貧乏の特徴は、大きな夢を持っているがその夢にとらわれるあまりお客さんに対して望まれないことを頑なに続けている「イタイ人」です。今作の主人公はこのタイプの貧乏で、夢だったお笑い芸人になれましたが、うけないネタをやり続けています。

このタイプが貧乏から抜け出すには、「人を喜ばせる」です。主人公は芸人として売れない為、多くの人に知られ、有名になることに意味があると考えていましたが、本当に大事なことは人を喜ばせることだと色々な経験から学びます。夢が破れても他の分野で成功する人たちは多くいるので色々な経験をすることが理想です。「ガネーシャの教えやりたいことをする」につながります。

ガネーシャ貧乏

本書のガネーシャを例えたネーミングです。どういった種類の貧乏というと、目の前にある誘惑を我慢できない人のことです。例えばタバコや甘い物が我慢できないのでお金をすぐに使ってしまいます。また、仕事も大変そうなことがあるとすぐに避けてしますので貧乏なことが多い人です。

このタイプの人が貧乏じゃなくなるには、楽しみは後に取っておいたほうがより大きくなるという経験をすることです。

お駄賃貧乏

子供のころに親から手伝いをしたらお駄賃を上げるといわれて、お駄賃をもらった経験がある人がなりやすい貧乏です。この形でお金をもらってしまうと『お金』=『嫌な作業をするともらえるもの』という考えを持つようになります。作業をする前からもらえる金額が決まっているので『いかに楽して作業を終わらせるか』ということばかり考えるようになります。成長するごとに「お駄賃」→「時給」→「給料」になり給料の範囲内でしか仕事をしなくなり、仕事を減らそうと考えるので給料が増えることはありません。

このタイプがお金持ちになるには、「お金」=「嫌な作業をする」の逆の行為を行います。「お金」=「楽しい」ことをするともらえ、報酬はお客さんを喜ばせた分だけもらえるものといった経験をしましょう。手っ取り早くできることは『プレゼントをする』です。プレゼントとは自分でお金を出し相手を喜ばせようとする行為ですが、この経験をすれば「自分以外の誰かを喜ばせるのは楽しい」と感じられるようになります。

ガネーシャの教え

図書館に行く

仕事、お金、人間関係、幸せという人間の悩みはいつの時代も同じで、そういった悩みについては色々な人が本にしています。本でも解決できない悩みというのは本当に稀な悩みです。本を読むことの本質を再認識させてくれる教えでした。

今の世の中では、インターネット上でも色々な情報を得ることができます。まずはネットで調べてみるのもありだと思います。

辛い状況を笑い話にして人に話す

売れない芸人の主人公が同窓会に参加した際の教えです。主人公は芸人なった当初は同窓会に参加していましたが、売れないことが恥ずかしくなりだんだん同窓会に参加しなくなりました。しかし、ガネーシャから強引に同窓会に参加させられ、売れない状況をネタに漫談を行い笑い話にします。こういった辛い状況を笑い話にすることで人の目を恐れず色々なことに挑戦していきましょう。

やりたいことをする

人が何かを行動する時は、「憧れ」た時です。物語の中で主人公がお笑い芸人になったのはお笑い芸人に憧れたからです。憧れたときは、その世界がまるで夢のような国に見え、いいところばかりを見てしまいますが、実際にやってみると辛いことや苦しいことが見えて挫折などをしてしまいます。

しかし、それが悪いことではありません。自分の知らない世界は思いもよらない色々な経験ができるので、人が成長するには一番いい場所なのです。なので憧れる場所に飛び込み多くの経験をして成長した人間が自分にとっての一番向いていることを見つけたときは自分にとってもお客さんにとっても最高の状態を生み出すことができるのです。

感想

1と2を続けて読みましたが、自分のやりたいことについて考えてみました。諦めてしまったことや憧れていること色々思いつくことはありますが、今からでも経験していき自分の好きなことを探し続けていこうと思います。

「お駄賃貧乏」の考え方は、働く中でずっと悩んでいました。なので誰かにプレゼントをあげるところから始めていきます。

2020年7月9日に「夢をかなえるゾウ4」が出るぞ!

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