【感想】話し方で損する人得する人【言葉を制する者は人生を制する】

書評

今回は、ビジネス書「話し方で損する人得する人」の紹介と感想を書いていきます。

コロナで自粛中に誰かと話す機会が減っています。そんな時期だからこそ得する話し方をマスターし人生を好転させていきましょう。

この本を読んでみてほしい人
・話し方に自信がない人
・人に良く思われたい人
・人間関係を変えたい人

目次

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著者

作家・心理カウンセラーの五百田達成(いおた たつなり)氏です。この方の経歴は過去に編集者や広告プランナーなどをしておりコミュニケーションに縁がある仕事をされています。24時間365日「言葉で人の心がどう動くのか」ということを考えて過ごしてきた自称「伝えることのプロフェッショナル」な方になります。

解説

人間関係は、お互いの相性や立場、年齢、性別でうまくいくと思われがちですが、「話し方」が人間関係の良し悪しを決定すると著者の五百田氏は考えています。

そして、世の中には「話し方」の違いによって得する人と損する人がいます。この本は「伝えることのプロ」による得する話し方が「家庭・友人」、「デート、飲み会」、「職場、ビジネス」などシチュエーションごとに紹介されています。

今回も全部紹介するのが大変なので、個人的に気になったものをピックアップして簡単にご紹介していきます。

得する話し方

家族・友人編

沈黙を怖がらない

会話が途切れるのはまずい、とりあえず何か言わなくてはなど考えてしまう人は多いのではないでしょうか。こういった「沈黙恐怖症」は「」する話し方です。

話をつなごうとして質問を繰り返すと尋問のようになってしまいますし、沈黙を埋めようとすると相手が話そうとすることを妨げてしまいます。かくいう私も話すタイミングが被ってしまうことがよくあります。

改善策は「リラックス

自分も相手も「心地がいい」と感じる会話は、「リラックス」した会話です。どちらかが「沈黙を埋めなきゃ」と緊張していると、会話は「リラックス」できません。沈黙を怖がらず相手の会話への集中を途切れないようにしましょう。

上級テクニックとして自分が落ち着いて話せる環境を作るのも有効です。例えば座席の位置。対面は緊張するようならカウンターのように並んで話せる環境を選びましょう。

「趣味は何ですか?」という難問への答え

「趣味は何ですか?」と質問されたことはないでしょうか。私のように人に誇れて熱中している趣味がない人には反応に困る質問です。この問いに対してのコツが3パターンあります。この3パターンは誰にでも当てはめることができるため、もう「趣味は何ですか?」という質問に困ることはなくなります。

1.過去のことを話す
「よくバレーボールをやっていました」や「高校のときはよく本をよんでいました」など
2.未来の話をする
「今年はサーフィンに挑戦したいです」や「登山に興味があります」など
3.最近のことを話す
「先週、テニスをやりました」や「昨日、釣りに行ってきました」など

どれも、継続して行っている趣味ではないですがその後に会話は広がっていくはずです。また、「なぜ、ちゃんと趣味を答えてくれないんだろう」と思う人もいないはずです。

上手なほめ方

人をほめるというのは非常に難しく、伝え方を間違えるとほめているつもりでも煽っているようにも捉えられてしまうのではないかと思っています。

先輩、あの交渉うまくいったんですか?

ああ、おかげで契約とれたよ

さすがですね。先輩って、ほんと営業のセンスありますよね。

このほめ方は、「上から目線」と捉えられてしまいます。職場の後輩が先輩に対して営業のセンスを評価するのは、メジャーリーガーの大谷翔平に向って「キミ、野球うまいね」とほめるようなものです。上の立場からジャッジしてしまうと「お前は何様だ」となってしまいます。

では、得するほめ方は

さすがですね、先輩。マジですごいっす!

これだと、ボキャブラリーが乏しいと思われるかもしれませんが少なくともイやな気分にさせることはないでしょう。「マジですごいっす」はジャッジではなく純粋に感じた気持ちだからです。

うまいかどうかの評価はそれを語れるだけの立場が必要ですが、感じた気持ちには誰もが語っても良いことなのです。

デート・飲み会編

自分の話をすることが苦手なとき

話が個人的なことになるとはぐらかしてしまうのは「」な話し方です。著者の五百田氏も昔は自分の事をあまり明かさなかったそうです。しかし、適度に自分の話ができる人のほうが「」をします。自分の話ばかりする人や自虐風自慢ではなく適度自分の話をすることが重要です。

自分の話をするのは恥ずかしいと感じる人に対する克服法は2つ

1.共通の部分を話す
 相手が「夏休みはハワイに行くんです」「あ、僕もハワイ好きですね」といった
 共通の部分を伝えるだけでも十分自分の話になる
2.第三者の話から入る
 自分の考えを伝えるときに「僕はこう思っています」という言い方が恥ずかしい場合は
 「僕の友達がこんなことを言っていて」と、第三者目線の話から入ってみる。
 自己主張しすぎず、ふんわりと自己アピールできる

少しだけでも相手を信頼し、身をゆだねて自分のことを知ってもらう意識を持つだけで「」な話し方ができるはずです。

職場・ビジネス編

やたらと業界用語を使う

業界用語やカタカナ語をむやみやたらに使うことは「」な話し方です。こういった言葉を使うと、「自分の立場を高く見せようとしている」「プライドが高そう」と思われてしまいます。また、相手がその用語を知らなければ意思疎通が上手くできず仕事においてマイナスにしかなりません。

見習うべきはスポーツ中継のわかりやすい実況です。「いまのはノックオンですね。ボールを落として、ボールが体より前に出てしまいました」といったラグビーの解説はその競技に疎くてもわかるような解説です。

同じように、業界に詳しくない人にでもわかるように、やさしく話することで仕事もうまくいき印象もよくなるとても「」な話し方です。

感想

コミュニケーション系の本で書いてある内容が同じものもありましたが、得する話し方ということで新しい気づきもありました。また、わかりやすく「損」か「得」かまとめられているので読みやすい本でした。

特に業界用語やカタカナ語は、自分がIT業界に勤めているので頻繁に耳にしたりちょっとマウントが取れると思って使っていましたが使用を控えようと思いました。

また、自分の資質の影響か「慎重さ」が災いし、なかなか自分の話ができない悩みは私も持っていました。相手をもっと信頼し自分を知ってもらう意識を持ちながら話すこともしてみたいと思います。

※資質についてはこの記事を参照

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著者は「言葉を制する者は人生を制する」とSLAM DUNKのゴリみたいなこと言っていますが、難しく考えずに話し方の役に立つ情報を探している人は気軽に読んでみてください。きっと何かしら役に立つ情報があると思います。

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